人事評価制度の導入・再検討をする際に最も大切なことは、
人事部任せにせず社長自身が本気になって導入検討段階から中心的存在となり、
導入推進のリーダーシップをとることです。
『人事制度』は経営目標を実現する手段であり、
経営目標達成に対する最終責任者である社長が
経営上最重要事項とも云える社員の動機付け最大要因である人事処遇制度を、
『経営』に対する理解が不足している人事担当に
『業務』として任せてしまうということはゼッタイにあってはならないことだからです。
■ なぜ、人事部に任せ切ってはいけないのか?
それは、人事担当者の中に「経営」に関する専門的知識を
持っている人がほとんどいないからです。
人事評価制度をはじめ人事諸制度を設計する際に先ず取り組まなければならないことは、
経営理念(ミッション)/行動指針(バリュー)/事業の将来構想(ビジョン)の正しい理解
自社が思い描く好ましい組織風土実現に向けた強い想い
社員の成長による業績向上への熱い想い
を社内に形成してゆくことです。
しかし、人事担当でこういった強い想いを抱き、
社長と共に何としてもいい会社にしていこうと
強い使命感を抱くような人事担当者を社内で探すこと・育成することは
至難の業であるということを私たちはよく知っています。
だから、何としても自社を強い会社にしていきたいと願う社長が陣頭指揮を執って、
会社の命運を大きく左右する人事評価制度導入を積極的に推進していただきたいのです。
■ 社長が推進役になるために必要なこと
人事評価制度・人事情報システムの商品/サービス情報ばかりが飛び交う中、
社長目線で人事評価制度を導入することによって、
組織風土/業績を向上させていこうと考えた時、
どんなメリット/デメリットがあるのか、導入によるリスク/導入しないリスクなど、
事前にチェックすべきポイントをこのサイトで具体的に説明しながら
多くの企業が人事評価制度導入の際に、
間違った選択をしないような情報サイトにしていきたいと願っています。
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